2012年2月22日水曜日

道州制は、銭湯からはじまる


一昨日の夜。
銀座にある銭湯に行った。「ぎんざ?GGGGINZA?...にセントウ?」 夜に人に新橋で会う予定があったので、その前に一浴びしようと「新橋 銭湯」でGoogleったら検索結果にでてきたのである、そのセントウが。
新橋駅から歩いて五分ぐらいの場所に、「それ」はあった。
「銀座八丁目じゃねえかこのエリアは? 失楽園の渡辺淳一が和服のママとすぐそばにいるかもしれない」、と勘ぐってしまうほど超高級とされる「八丁目のクラブ」が立ち並ぶリッチな立地(ハマった...)に、「それ」はあったのだ! 時計の針は午後六時半をまわったところだったので、現に和服の美女たちの姿がちらほら視界に入ってくる。

幽霊屋敷のようなエントランスから靴置き場に進み、東京都公共浴場統一料金の450円を払うと、脱衣所があった。映画「虎さん」の臭いがプンプンする。風呂場の湯気の向こうには、渥美清...か? と思ったがそれはやはり幻覚であった。客はぼく以外に5人ぐらいいただろうか。番頭の丸々太った金正男(キム ジョンナム)似のお兄さんに聞いたところ、この銭湯はなんと1863年に創業したという。明治維新よりも前じゃないか、OMG.
「江戸時代から続いているお風呂は、ウチを含めて都内に三軒だけあります」、とジョンナム。思わず頷くぼく。よってこのブログではこの銭湯のことを「1863」と呼ぶ事にしよう。(村上春樹のIQ84に勝手に対抗)






アニキを発見


洗うべき所を洗い、「熱い」とマークされた湯船に飛び込んだ瞬間、1863は桃源郷になった。やはりこの季節、夜の都内はまだ吐息がスノーホワイトになったりする。アフリカやバンコクやタスマニアでこのブログを読んでいる偉大なる読者諸君が、イメージしやすいように書いておくが、やはり刺すような外気を逃れモンスターHOTなお湯に浸かることぞ至福の一瞬なのである。
と、その時であった。
隣りにもう一つあった「バブルバス風の湯船」に、阪神タイガースのスラッガー「アニキ」こと金本選手クリソツのお兄さんが口をポカンとあけたまま目を細めているではないか。
1人で浸かってても暇なので、しばらくしてからぼくは思わず「きもTですね...」、とは声をかけなかった。そんなキモいアプローチは逆に危険だ。George Michaelだと勘違いされてしまう。余談だが、アメリカではゲイマリッジを認める州が、つい先週に七つに増えた。ところがなんとそこの州知事(名前は忘れたが)が、「おれの州でホモの結婚は認めない!なんでたかが120人そこそこの州議会議員の意見で、ゲイマリッジを合法化するんだ馬鹿野郎!よっておれは知事の特権をフルに駆使し、referendem すなわち州内で国民投票を実施する!」、と宣言したばかりだ。この共和党知事の今後の動向に注目したい。





どうであれ、ぼくとアニキは会話をはじめた。


すると予想通りというのか、彼は三週間の出張で大阪から来ているという。「東京のお湯は熱いですわ。東京の銭湯はどこも温度計あるでしょ。ここもさっきみたら42℃でしょう。熱いですわ」、とアニキ。
「オーサカはもっとお湯がぬるいんですか?」、と尋ねるとすぐに頷くアニキ。
「しかもですわ、大阪のほうが入浴代がずっと安いんですわ。350円ぐらいチャウチャウ?」 これにはぼくも驚いた。東京の銭湯は、ぼくがなれなかった”東京都知事”の鶴の一声によって450円に統一されている。それはどこの銭湯の「料金表」にも明記されてある。


 ところが、全国の銭湯料金はエリアによって異なる。

 後でGoogleってみると、大阪府の銭湯料金が410円であることがわかった。アニキは、”60円もさばを読んでいた”ことになるが、まあいいだろう。ここでぼくが強調したいことは、この銭湯料金のように各地方でこうした公共料金を地方の権限で決められる本各駅なシステムこそが、今の我が国に導入すべき道州制だ。ぼくが2003年に主婦の友社から出版させて頂いたデビュー作 “F.U.C.K, I love Japan!” というノンフィクション本の中では、この道州制を”United States of Japan” (USJ)と呼んでいる。




 何もかも国の認可が必要な時代は20世紀に終わった。にもかかわらず日本では今もなお、例えば国の「業者を守り、酒税をゲットする」陰謀のため我々国民は自分で飲む日本酒さえ作ることが許されていない。偉大なる読者諸君もご存知のとおり、我が国は現在国民1人当たり750万円の借金を背負っている。つまりGDPの200%にあたる1000兆円もの借金を「おんぶ」しているのだ。このGDP比200%というのは、ダントツで世界一の「ヤバさ」に他ならない。ヤバいんだよ諸君、ぼくらの世代はゲロやばいんだマジで。

そんな「借金まみれ」の国に、地方交付税や補助金をバラマク余裕など、もはや3mgもないというのが実情だ。今の我が国では、50万人以上いれば政令指定都市という「偉い都市」になれる。全国でこういう「偉い都市」は20ぐらいあるが、横浜しかり名古屋しかり大阪しかり、みな国からのヒモ付き地方交付税+補助金に事実上「パラサイト」している。名古屋駅のそばで橋一つ作るにも、自販機の設置場所/面積を決めるのも、保育所の保育児1人当たりの床下面積もすべて霞ヶ関のハンコ、すなわち「国の許可」がなければ前に進まないという、まさに[最高にFUCKな中央集権システムMade in 明治時代] によって現代日本はがんじがらめになっているのだ。なんで霞ヶ関駅そばにいる世田谷区育ち東大卒のキャリア官僚に、「堺市内の交通渋滞を緩和するのに一番必用な橋」がどこにあるのかがわかるのか?


 そう、わかるハズがないのだ。堺市で長年暮らしてきた人々のみが、それを知っている。だから、「その地域にとって一番必用なもの、サービスはその地域の人が決めるべきだ」、というのがぼくが2003年にF.U.C.K本で提唱した”United States of Japan”であり、また最近もホットな「地方分権議論」なのだ!



現に、1000兆円もの借金に苦しむ国は地方に対して約束していた地方交付税を払えなくなっている。よって地方は地方で地方債すなわち借金を繰り返さざるを得ない、モンスター級の悪循環が我が国に生じている。

「FUCKな地方交付税など廃止だ!」、ともぼくはF.U.C.K本のなかで吠えている。だってこれがある限り、地方は自力で知恵をしぼって財源を捻りだそうとしなくなるから。どうせ霞ヶ関=国に「チンジョウ」しに行けば、地方交付税なる「へそくり」をもらえるんだから。偉大なる読者諸君、お分かりのとおりこのままではいけない。
United States of Japan では、日本を八つに分割する代わりに、それぞれの地方=States(国みたいなもの)に財源も権限もシフトする。東京D.C,  北海道STATE (札幌)、東北STATE(仙台), 関東STATE(横浜)、中部STATE(名古屋)、関西STATE(大阪)、四国中国STATE(広島)そして九州沖縄STATE(福岡)という8つのSTATEすなわち「国」に独立させる。さきほど述べた酒税などは、各STATEが独自の判断でそれぞれ決めればOkay.  教科書だって中部STATEは、名古屋弁で「デラえれえがや」とかやっちゃっていい。なんの面白みもない標準語なんて廃止してもいいんじゃないか。地方がそれぞれ独自のテイストを活かし、魅力ある都市づくりに突き進む。


では、国はどうするのか。




そう、細かいところはすべて8つの”STATE”に任せる代わりに、国は安全保障、外交、憲法など「国家的視点でマネージメントすべき」ことだけに特化するのだ。つまり分業だ。効率化だ。ここ数年、永田町のグランパたちが嘆きつつも1cmも進まない「公務員の数も給料も減らす」改革など、そもそも国がやるべきことじゃない。各STATEは、それぞれの判断でムダを査定し、判断し、地方公務員のクビを切って効率化を図るのが正しい道なんだ。
まあ、その他まだいろいろこの”United States of Japan”=道州制提言はあるが、続きはお手数だが今すぐ http://amazon.com に行って拙書をご購入していただきたい!ぺこり。販売価格は一円で、送料はその300倍するかもしれないが、売り切れご免!


Hurry!..........Potter.


自分のお酒は、自分でつくろう。




Good beer, good life.


Thank U.


雄乃字




p.s  じつは一年前の今日、2/22にぼくはFacebookページで東京都知事選の出馬宣言をしました。お世話になった方々に、この場をかりて改めて御礼もうしあげます。これからもどんどん暴れていくので、http://facebook.com/YujiroChangeTokyo  への「いいね!」援護射撃を宜しくお願いもうしあげます m(_ _)m 

2012年2月16日木曜日

年金革命

こんにちは。鬼寒い日々が続きますね。
今日は「朗報」があります。42歳の方は、2340万円損することが決定しました。32歳の方は、2940万円生涯で損します。今、22歳の方は3450万円損することを内閣府が発表しました。しかし、ママから毎月1500万円もの”子供手当て”を貰っていた鳩山由紀夫前総理たち団塊の世代には、これから年金の札束が空から降ってくるそうです。
ぼくらの未来? Seeing is believing. 百聞は一見にしかず。
ぜひこの最新YouTubeをお楽しみください。ちなみにぼくら20代、30代そして40代はすでに破綻している年金システムにNo! を叩き付けるべき世代、すなわち"No! といえるGeneration"です。略して「ノージェネ」。Thank U. 雄乃字


2012年2月6日月曜日

地方分権のキッカケをつくった、タイの洪水


影響を受けた工場の数、930。
一時的に影響を受けた従業員数、650,000人。

去年タイを襲った大洪水による被害である。

また、世界銀行によるとあの洪水による被害額は $45 Billion。モンスター級の損害だ。

先日、六本木七丁目にある政策研究大学院大学で行われたフォーラム "After Fire & Flood. Thailand's prospects" に参加してきた。大学院なのか大学なのか、極めてわかりにくいネーミングの機関だが、HPによると「政策研究に興味をもつ新卒・社会人を広く受け入れる大学院のみの国立大学法人です」、という。

タイの最高学府であるチュラロンコーン大学教授のPasuk Phongaichit 氏と、タイ在住30年のイギリス人学者 Chris Baker氏の二人がメインスピーカーだった。Junior Highschool 時代をバンコクで過ごしたぼくにとって、タイの「火事」と洪水はともに”対岸の火事”とは思えない出来事だ。それもあって、急遽参加することにした。今回のフォーラムのタイトルである、"Fire" そして”Flood". 2010年、バンコクでは赤シャツと黄シャツ(以後、赤T、黄T)が激しく激突し、80人以上の死者を出した。銃撃戦のTV映像は未だに記憶に新しい。


そしてその翌年、あの洪水があった。



バンコクからバスで一時間ほどの距離にある世界遺産で古都のアユタヤは、水没。HONDA工場は大打撃を被った。トヨタの工場はセーフだったが、そこに部品を納品する幾つもの子会社が水浸しになったらしい。よって日系クルマメーカーは揃って生産停止に追い込まれた。

今回のブログでは、フォーラムでぼくが興味をもった点、学んだことをすでに知っていたことも交えてシンプルにまとめてみたい。我々ニッポン人が日本という国のカタチを考えるうえでも、何らかの役に立つと思うからだ。





"Defend Democracy"

今、タイの首相の座についているYingluck Shinawatra氏。

タイ史上初の女性首相である。とはいえ、「わたしはお兄ちゃんの操り人形よ」とあっけらかんとしているという。現に、 中東ドバイにいる"お兄ちゃん"は、妹のことを"My clone"と公言しているそうな。我が国にも”クローン化"している政治家が少なくないように思うこの頃だが、現職の首相を堂々とそう形容できる人はそう多くはいまい。

ともあれ、2011年五月に行われたタイの総選挙で”お兄ちゃん”率いるタイ貢献党は、500議席中265議席の過半数を獲得。選挙をやればお兄ちゃんは勝つのだ。というのも、2006年にニューヨーク訪問中にクーデターで首相の座を追放されるまで、お兄ちゃんは貧しい地方にお金をバラまいたからである。医療福祉においては、なんとひと月90円で医療受け放題システムを導入。東北部のイサーン県など多くの貧困人口を抱える地方から、圧倒的な支持を得た。現に今、バンコクでタクシー運転手やタイマッサージ嬢として働くタイ人の多くはイサーンから来ている。ぼくが大好きなパパイヤSaladの”ソムタム”や、肉料理ガイヤーンも、じつはイサーン県の料理だが、”輸出”していたのはそれだけではなかったのである。


"What we mean by Democracy is fairness" ,と赤Tのとあるサポーターは、去年の総選挙後に言ったという。タイの金持ちは、ぼくの友人でも数多くいるが本当に「ハンパない」rich peopleである。知らない人もいると思うが、タイでは相続税やProperty tax すなわち固定資産税は存在しない。よって社会における経済格差、それを許している社会構造にNO! を突きつける低所得者層の大半は”お兄ちゃん”と”妹”を前の選挙で支持したのだ。


Oligarchy, すなわち 少数の特権階級による政治がタイという国家を動脈硬化させてきた、とPasuk教授は言った。"Politics have lagged behind social change", と。

これを聞いた時、ぼくの脳裏に極めて似た構造の島国のシャドーがふとよぎった。



冷温停止中とはいえ、メルトダウンした福島第一原発。既得権益でモンスター級に歪んだ原子力行政、原発Politics.

ここでは原発の是非を議論しているのではない。
我が国のあらゆる分野において既得権益に毒されブクブク太ったモンスターがいることを、指摘しているのである。過去最高の200万人を突破した生活保護者数、非効率な中央集権システム、天下り、民間では考えられない「FIRE(くび)されない公務員」..........その結果、日本という国家そのものがメルトダウンしているtoday.

気付けばビールっ腹のように膨れ上がった1000兆円もの借金。



ああ、今夜もSuper Dryを飲んでも酔えそうにない。飲めば飲むほど、ハートは"Monster Dry".








日本とタイでダブル復興へ。汗ばむヒートテック



もちろん、日本とタイでは経済規模がまったくちがう。後者のGDPは、せいぜい20兆円強にすぎない。とはいえ、我が国がマグニチュード9.1に襲われた2011年、タイは前代未聞の大雨大洪水にノックアウトされた。同時期に自然災害に出くわしたこの偶然を、力を合わせ二人三脚で復興につなげていくべきだとぼくは思う。この二国なら、それが可能だと信じている。

しかもタイのGDPの半分近くは、日系企業だそうだ。
バンコクに行けば、走っているクルマのほとんどが日本車。韓国勢が付け入る隙もない。それぐらいKon Thai (タイ人)は、親日的なのだ。そのことに感謝するのはもちろん、今はピンチをエナジーに変換してい絶好のチャンスでもある。


フォーラムに参加していた駐日タイ王国特命全権大使のVirasakdi氏によると、「METI (経産省)は、すでにメコン川付近の緑化プロジェクトに投資してくれている」という。また、同氏曰く、「今回の洪水被害の拡大は、政府側の予測があまりに外れたことに原因があることは否定できない」。つまり、去年初頭、タイの気象庁は「今年はかなりの干ばつになるだろう」と予測していたというのだ。それが蓋を開けてみたら雨量が例年の50%増。手遅れだったという。

雨量を予測するシステム、ないしはそれによる川の流れ、氾濫の可能性などのPrediction systemの分野などの構築に、日本のテクノロジーの「出番」があるのではないか、とも同氏はおっしゃった。つまりピンチをチャンスに変える、日本企業にも今回のタイ洪水をビジネスopportunityにして欲しい、とも言われた。



復興のために消費税を、現状の7%から10%に引き上げることもタイ国内では検討されているという。我が国とこのあたりもシンクロナイズしている。


さらに興味深かったのは、今回の洪水がタイの"De-Centralization"すなわち地方分権推進のキッカケになったということを、Pasuk教授が言われたことだった。つまり、国土の三分の一が水浸しになったため、タイの中央政府がすべての被災地の状況を把握することができなかったためだ。となれば、当然スピーディな対策などもってのほか。地方から権限と財源の移譲を求める動きがあったのではないか、とぼくは勝手に勘ぐった。


ところが! である。
Pasuk教授は、鼻息荒くマイクに140文字以上でこうつぶやいたのだ。

「Interior Minister (担当大臣)が、権限の移譲を渋っててね、De-Centralizationはほとんど進んでないのよ.....」

OMG......  どこかの島国とこの点も、まったくシンクロしているではないか。どこもここも、結局は既得権益でモンスター化しているだけじゃねえかクソったれが!

ユニクロHeat Techに覆われたぼくの華奢な二本の太股が、気付けばブルブル震えているのだった。





消費税をあげるのは、将来世代のことを考えれば致し方ない。


でも、ここまで先送りしてきたのは、いったいどこの誰なのか。よって増税するのであれば、ボクら現役世代はそれなりの「言い分」を主張べきだと思う。どうだろう、偉大なる読者のみなさん? 2/12に開催される第二回"The谷山雄二朗Show"では、そのあたりも含め
たトークショーになるだろう。お時間ある方は、↓ のリンクに詳細が乗っているので、この「社会問題を考えるPolitical Entertainment」にぜひお越し下さい! Saxプレーヤーの"Bill Clinton氏”もお越し頂く予定です。

http://yujirotaniyama.blogspot.com/2012/01/2-show-212-in.html

そのあたりを考えている、この頃である。



Good Tom Yum Kun, Good life.


東京は寒い。タイにいきタイ。



Thank you.



雄乃字


2012年1月29日日曜日

イランの石油はいらん

EUは、今年の7月からのイラン産OILに対する禁輸措置を行うと決めている。

ところが、イランは昨日「EUにオイルは供給しない」と脅しをかけた。今のタイミングで止められたらヨーロッパはオイル不足で混乱に陥るだろう。イランの凄いところは「たとえ石油収入が減り中産階級が窮乏化し苦しむことになっても、国家として主権を守る」、と毅然とした態度を一貫していることだ。


核開発の話は、西洋側の美味しい口実にすぎないのかもしれない。現に今回のイランとアメリカ合衆国の対立により、WESTすなわち欧米諸国はイラン以外の湾岸諸国に大量の武器を売りつけているとの海外での報道もある。

商売として、裏ではモンスター級のビッグmoneyが動いているのだ。

国際社会とは、こうした弱肉強食かつ冷淡したたかなの裏表だらけの世界であることをぼくらは忘れてはならない。

おそらく今の我が国に一番欠けているのは、イランの「物質が不足しても国家の誇り、自立および主権を守る」といった精神、およびWEST各国の狡賢さなのである。

独立自尊を吠えた福沢諭吉おじさんは、今では一万円札。

「紙幣としての諭吉$130おじさん」に跪くあまり、彼の発した言葉の意味など3mgも考えたこともないぼくら現代ニッポン人。安全保障という国家の基本中の基本を他国に依存してきたツケを、西暦2100年までに払うことになる可能性は大きい。元外交官でルネサンス期イタリアの思想家マキアヴェリも言っている。「自国の安全を他国に任せた国家は、必ず滅びる」、と。

北の国の不審船が、新潟県に住む13歳の少女横田めぐみちゃんを簡単に拉致できたのも、もとを正せば我が国が「国家として何があっても自国民を守る」、姿勢に欠けていたからに他ならない。

次は、偉大なる読者の君かもしれない。いや、ぼくかもしれない。
西暦2073年、尖閣諸島どころではなく石垣島も渡嘉敷島も下手したら那覇空港もお隣の大国の手中に納められているかもしれない。でも、その頃に辛酸をなめるのはぼくらではなく、その次の次の世代なのだ。現に外貨保有高4兆米ドル、毎年軍事費二桁で膨張し続けるその大国の"threat"に対処すべく、アメリカ軍はオーストラリア北部の都市Darwinに米軍基地を設置し、まずは2500人の海兵隊員を配置することを発表。フィリピン、インドネシアしかりその他の国々も軍備増強を急いでいる。"Balance of power"こそが、地域の平和を守る上の要といえる。

一昨日だったか、BBCのTim Weberが" Who's afraid of China?"といった記事を発表。
世界中が今、”大国”の台頭に飲み込まれつつあるのが現状なのだ。緊張感高まる国際情勢のなかで、我が国は今こそ「やるべきこと」はしっかりやっておかねば後悔しよう。

どうであれ、今のぼくらがしっかりせねば、future generationsに不安定要因を残すことになる。消費税しかり、領土しかり、伝統文化しかり。ぼくら日本人は、過去と未来をバトンタッチさせる「石油のパイプライン」のような存在なんだね。最近、そう思う。


計画性もなく「イランの石油はいらん!」と言ったEU. そんなだから、今のWESTの現状をみてもぼくはさほどオドロカナイ。ギリシア、イタリア、ヨーロッパ。

そういえば、半世紀前の第二次世界大戦も石油をキッカケにKICK OFF.

果たして今回も、OILをキッカケに大惨事、いや第三次世界大戦が始まるのだろうか?


そうならぬことを願ってやまないが、かつて毛沢東が「外交は血の流れない戦争」であると言ったことをふまえ、万が一の有事に備え我が国も毅然とした外交を展開し、国際社会における存在感のあるJAPANになる覚悟が不可欠だ。




Good oil, good life.


Thank you.


雄乃字

2012年1月28日土曜日

カジノと肥溜め

ぼくは毎日、中東カタールのTV局Al Jazeera, イギリスBBC, ロシアRT (Russian Today), AP通信、Reutersなど海外のテレビ、ラジオから情報を得ている。

ところが、"Japan"に関する報道は皆無に等しい。

それぐらい我が国の国際社会における存在感が低下している。

すでに危機的な水準と言ってもいいだろう。

数日前に、「日本が31年ぶりに貿易赤字に陥った」というニュースは、世界でも大々的に報道されたが、これはプラス要因のある話ではない。3/11 Tsunami earthquakeにしてもそうだ。全豪オープンで大活躍した錦織圭、そしてジョージ.W.ブッシュ米国第43代大統領の地元の野球チームに入団したダルビッシュ。後者は、野球王国アメリカと日本でビッグに報道されたものの、CRICKETという世界で最も退屈な「Bat & Ball」ゲームを愛するCommonwealth (英国連邦), つまりイギリス、オーストラリアやインドではおそらくニュース性はゼロに等しい。


シンガポールは、人口たかが500万にすぎない計画都市国家だ。
とはいえ、一昨年できた"Resort World Sentosa" と "Marina Bay Sands" にはカジノが完成。今や世界を魅了する観光スポットになりつつある。マリーナのほうは屋上にプールもあり、とにかくデザインからしてもど肝を抜かれるモンスターといえる。




経済効果も抜群で、初年2010年度からカジノ収入はUSD$51億に達したとのデーターもある。中国の富裕層をはじめ、一気に取り込む戦略なのだろう。マカオのカジノは、すでにラスベガスをカジノ規模では抜いた。アジアには今、ソウル、上海のみならずベトナムにさえCASINOの六文字が、点滅している。大きな税源でもある。遠くヨーロッパのモナコにおいては、かつて「増税かカジノか」の二者択一を迫られた際に後者を選び成功したとされる。



TOKYOには、未だにカジノがない。
アジアへのゲートウエーであるFUKUOKAにもない。


世界のBIG CITIESでは常識である、このカジノさえ未だに違法とされる国、ニッポン。


消費税を上げる前に、すべきことをこれまで怠ってきたことが、今日の"JAPANの国際社会における存在感の低下”につながっていることを、ぼくは信じて疑わない。

もちろんカジノだけじゃない。

天下り、年金システム、原発の危機管理、保育所、日教組。言い出したらきりがない。


やるべきことを先送りしてきた日本人。気づいたら国民1人当たり借金700万円。


これを変える手っ取り早い方法は、もはや一つしかない。


それはこのブログを読んでくれているあなたが、次の選挙で"VOTE"することである。
そのためにも、社会問題に対しアンテナを四六時中スタンバイすべし。無知無関心であることは、既得権益でブクブクに太ったおっさんたちを、暗に認めることになるんだから。彼らは変化を好まない。だってChangeなんてしたらソンしてしまうんだから。


ダルビッシュは、10もの変化球をもっている。

変化が好きな彼を、ぼくは応援している。アメリカの肉食モンスターズ打者たちを、ペロッと平らげてくれるだろう。"YU"jiroとしての勝手な親近感も, 3mg.


 偉大なる読者諸君、ダルの変化球を今後TVで観るとき、密かに思い出してほしい。じつはあのカミソリのように鋭い彼の"CHANGE"アップこそ、今のぼくらの世の中に必要だということを。


カジノ如きをつくれない今の法律など、肥溜めにポイ捨てすべきことを。


Good shit, good life.


Thank you.


雄乃字

2012年1月21日土曜日

初公開! 第2回 "THE 谷山雄二朗 SHOW" 2/12 in 青山! ポスター  「スマホを捨てよう、生で会おう」











みなさん、こんにちは。今日は鬼寒いですね。

そんな中、ほっとするホットなニュースです。2/12に開催する第二回"The谷山雄二朗Show"のポスターが完成しました! "社会問題を考えるPolitical Entertainment”として、二月もステージで吠えます。スマホ全盛の世の中だからこそ、それを捨て「生」で会いましょう。人と人が初対面で触れ合う、化学反応が起こる、自分が変わる。世の中が変わる。スマホだけでつながるのではなく、逆に希薄になった"Face to Face"の体温の触れ合いから2012年をlets start, you and me.

Digialに引き込もってばかりじゃ、出会いもない。驚きも胸の鼓動もない。

なお、ポスターにも書いてある通り事前にメールでご予約頂いた方限定で、復興に励む洪水タイのグッズをプレゼント!数に限りがあるので、お早めに。お名前と人数をご明記の上、"第2回 The谷山雄二朗Show"事務局: TOKYOSOCIALNETWORK@gmail.com 担当:Ms. Jenny Green までNOW! m(_ _)m

また、Special Guest on Saxaphoneは、ボストンのコンコルド出身の   Sacci Tsrugermini。お楽しみに。

またトークショー会場はこちら! (表参道駅徒歩六分、明治神宮駅三分)


第二回 "The 谷山雄二朗 Show"

Date & Time : 2/12  2012.    7:30 Open, 8:00pm START
場所: La Donna Tokyo http://www.la-donna.jp/about.html#map 明治神宮駅5番出口徒歩三分、表参道駅徒歩六分。
Price: 2000 Yen.  (ドリンクご希望の方は、ご入場後各自オーダーできます。ただ、必ずしもオーダーする必要はありません)



寒いので、風邪をひかれぬよう。


Thank you.




感謝 雄乃字 

国はやっぱりバカである


2011年の訪日観光客数が、過去最高の落ち込みをマークした。

かなりdisappointingな結果である。

政府観光局によると、前年比なんとマイナス27.8%, すなわち約30%減の621万9,000人。
先月ぐらいから少しは持ち直しているそうだが、なんせこの円高。楽観することもできまい。ましてや観光庁が提出していた「一万人外国人観光客無料招待チケット」の予算を、政府が今月に入って認めないことを決定。いったいこの国の政府は何を考えているのだろうか?

たかが10億円程度の予算を、なぜ組めないのか?
ただでさえ"Japan=Fukushima=nuclear=radiation-DANGEROUS, don't go" という放射能イメージが定着しつつある日本。それを起死回生させる名案こそが、この一万人フリーチケット。現に、数多くの海外メディアが関心を示していた。それが今になって出来ない、なんてことになるとJapanそのものが狼少年化してしまうではないか。


アメリカ合衆国のオバマ大統領は、今月19日、訪問先のDisneylandで"Tourism is the No.1 service that we export. No.1" と強調し、世界一の観光地を目指すことを宣言した。前の都知事選で、ぼくは「TOKYOを世界一の国際観光都市にする」とのスローガンを掲げ、Facebook page "世界をつなぐ都市、TOKYO" を立ち上げたが、これから高齢化が進む先進国が向かう方向は確実に現在の製造業からサービス業へとシフトしていかざるをえない。いや、そうなるのだ。


繰り返すが、この円高、ドル安、ユーロ安のなかで訪日してくれる欧米人は今後、そう多くはあるまい。しかも西洋からはフライト時間もかかる。アジアからの観光客に一番期待するところだが、どうであれ、すべてをひっくるめてこの「一万人チケット」を認めなかった政府側の責任は、極めて大きい。3000億円にものぼった義援金のうち、わずか10億円を使えばいいだけじゃないか。そもそも、海外の方々が贈ってくださった義援金だ。それを「鶴の恩返し」することが、日本の国家としての筋だろう。観光客が増えれば、被災地にもお金をいっぱい落としてくれるのだ。ホテルやお土産やさんへの経済効果もある。ましてや、来日中にFacebookでリアルタイムで「I'm in Kinkaku Temple! Amazing!」みたいな投稿を一万人がしてくれれば、その波及効果は測りし得ない。日本のイメージを上昇させることにつながるのだ。



ところが、である。
Wall Street Journal に、次のような記事が乗っていた。

日本政府観光局のロンドン支部のコメントに、少しは慰められる人がいるかもしれない。同支部の広報担当者、カイリー・クラーク氏は「世界中で数千人ががっかりすることは承知している。ただ、津波で破壊された都市、町、村がなお復興資金を必要としているときに、日本政府が無料航空券を提供すればどれだけ無神経に映ったか、ということをご理解いただきたい」と書いている。


実にレベルの低い、唾棄すべきコメントだ。”日本政府が無料航空券を提供すればどれだけ無神経に映ったか”というのは犬でも見抜けるウソで、実際は「世界に日本が無料航空券を提供すると宣言した後に、それをしないとなることこそが無神経かつ嘘つきに映る」ということに他ならない。


今日の産經新聞の朝刊に、「東京都の2,012年度予算には、液状化対策として5億円が組み込まれている」と小ちゃく記されていた。東京都でさえ、このように軽いフットワークで動いているのに、なぜ国はたかがその倍の金額を観光活性化のために用意できないのか? 繰り返すようだけど、義援金3000億円分のわずか10億円でいいんだぜ。もっとも拠出してくれた台湾(180億円)の人々には、「特別枠」として1000人プラスに用意して計11,000人に無料航空チケットを提供するのが筋だろう。そうやってJapanのイメージを活性化していくのだ。被災地に行ってくれた観光客は、現地にお金を落としてくれる。気に入ればリピーターになってくれる。長期的な目でみれば、10億円なんて屁みたいなものだ。なのに、国はこの程度のこともわからない。

はやく政権交代するしかない。



世界初、世界最高そして世界最速の高齢化社会が日本に襲いかかるなかで、我が国は産業の構造そのものを戦後ずっと続けてきた「製造業」から「観光サービス業」へとシフトしていかねばならないのだ。ましてや日本には、歴史、文化、伝統、岩盤浴、温泉、世界一多い「ミシュランガイド三ツ星レストラン」、ディズニーランドそしてナントいっても日本人特有の「おもてなしの心」があるのだ。これはとてつもない武器なんだ! こんな国、世界で一つしかないんだぜ。だからこそ将来性もある、可能性に満ちている。そこに投資しないでどうする?



ダルよ、アメリカ合衆国での「Japan Image Sales」は、君に任せた。



Thank you.




雄乃字